ひそかにブログ

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カーリング日本女子・LS北見銅メダルおめでとう!!

 

カーリング日本女子銅メダルおめでとう!!

 
 昨日まで行われていました平昌オリンピック! 皆さんはご覧になっていましたか?
隠れカーリングファンの私は期間中テレビとネットに長時間張り付き、これまでにないほどの数のカーリングを観戦してホクホクの二週間でしたが、カーリングファンならずとも男子女子の日本チームの素晴らしい活躍ぶりに魅了された人も多いのではないでしょうか。
 
スーパーショット、パワフルなスィープ、複雑で頭を悩ませる戦術など見どころの多いカーリング
その中でも、ここ2年ほど応援していたチーム、ロコ・ソラーレ北見(LS北見が銅メダルを獲得する快挙には本当に興奮しました。
2年前の2016年彼女たちが世界選手権で銀メダルを獲得した時からの隠れファンですが、この2年間で信じられないほどの成長を遂げ、見事結果を残してくれたことに感無量です!!
 

 

日本では、彼女たちが戦術を練るときの「そだねー」という掛け声やハーフタイムの栄養補給であるおやつなどに注目が行きがちですが、見る将棋ファンならぬ見るカーリングファンの私としては、彼女たちのスーパーショットにこそ注目してほしい!
 
 
ということでいくつかyoutubeでご紹介します。
 
2018 World Financial Group Continental Cup of Curling - Homan vs. Fujisawa
 
ここでは日本代表というよりもTeam Fujisawaという名称で呼ばれています。相手はカナダ代表であり世界No.1との呼び声も高いTeam Homan。そのハイレベルな争いの中で投じたスキップ藤澤五月選手の一投をどうぞ!
 
ぴったりとくっつく黄色のストーンだけを弾き飛ばす絶妙のショットです。
 

 
 こういう絶妙なショットがロコの持ち味なんですよねー。
 
今年1月に行われたコンチネンタルカップというのは、私も初めて知ったのですが北米代表チーム×世界代表チームの団体戦で、
 
チーム北米は男子女子ともアメリカとカナダのチームが中心の6チーム
チーム世界はというと、男女スウェーデン、男女スイス、男子ノルウェー、そして日本女子が加わったチームでした。
 
ということで、応援するのもされるのも他の国の代表選手というレアな光景が見られましたよ。
 
藤澤選手のナイスショットに喜ぶ、スイス男子スキップのde Cruz選手とスウェーデン男子Eriksson選手やEdin選手! 後ろの方にスイス女子代表のTirinzoniチームもいるんですよー。分かるかなー?

スイス男子はオリンピック銅、スウェーデン男子はオリンピック銀です。すごいメンツが集まってますね!
 
 
もひとつ。試合が終わったので同チームのスウェーデン女子Hasselborgさんらを応援する夕湖ちゃんと夕梨花ちゃんの姿も。

スウェーデン女子はオリンピック金、そして日本女子がオリンピック銅ですよ。いやー、チームWORLD躍進しすぎです!
 
オリンピック前哨戦として行われた大会ながら、テンポラリーな団体戦であり特に国の威信などもかかっていなかったために、ゆるーい雰囲気がたまらないこの大会。是非是非他の試合もyoutubeを漁ってみてほしいです。
  
去年の軽井沢国際にもすごいメンツが来てましたし。
 
※吉田ちなみ選手のInstagramを遡っていたら、軽井沢国際での鏡開き動画に金メダル獲得のスウェーデン女子スキップのハッセルボリ選手、銀メダルの韓国女子スキップE・キム選手、そして銅メダルの日本女子藤澤選手が勢ぞろいしていました!
去年の夏軽井沢に来てたんですねー。これはすごい!
 
今後の試合も要チェックです!
 
吉田知那美選手のインスタグラムに感動的なコメントが載っていました。
世界選手権銀、オリンピック銅という結果をもたらしたリンドコーチへの感謝と(最後の写真は世界銀のときのかな?)、オリンピック金メダルスウェーデン女子、銀メダル韓国女子への祝福の言葉などですね。 
良いチームだなぁ。ジーン。
 
オリンピック開幕前、私は「調子が良いときのロコ・ソラーレならメダルも十分可能」と予想していました。世界選手権で銀メダルを獲得したときのようにショット率90%近くをたたき出すような、彼女たちが調子のよいときのパフォーマンスを発揮してくれれば、メダルを獲得するだけの実力を備えていると確信していたからです。しかしこのオリンピックで一番驚かされたのは「調子の上がらない中でも銅メダルを獲得できた」ことでした。特になかなかショット率が上がってこなかった後半戦。調子が悪いながらも大崩れせず、最後の最後まで粘り強く戦い結果を収めたその勝負強さにチームの成長を何より感じました。
他の国のチームの例を引くまでもなく、オリンピックで結果を残すことがどれだけ大変かは明らかです。そんな大舞台で掴み取った銅メダル。こんなにロコ・ソラーレって強かったんだとあらためてチームの底力に驚きましたし、その快挙に一ファンとして最大級の賛辞を送りたいです!
 
こんなネットの片隅ですが感謝コメントを。
 
 
吉田 夕梨花選手・・・・・・オリンピックの間、一番冷静に試合をコントロールしようとしていたのはゆりかちゃんだったのでは? と感じられるくらい落ち着いたプレイぶりが頼もしかったです。カーリングは組立が大事だと改めて感じ、セットアップの難しいところを切り抜けてくれてありがとうと感謝の気持ちです。コメントも的確でコメンテーターとしての仕事も見てみたいくらいです☆
 
鈴木 夕湖選手・・・・・・なかなかショットが安定せずに顔がくもったりしていた夕湖ちゃん。その姿はこちらも見ていて辛かったですが、持ち味であるパワフルなスィープはいつも通りでいくつものショットを成功させてくれました。小さい体でもやれるんだということを証明してみせみんなに勇気を与えてくれた夕湖ちゃん、かっこよかったです!
 
吉田 知那美選手・・・・・・「ちなみちゃんが笑っているときのロコ・ソラーレは強い」。そんな定説がいつの間にか重荷になっていたことを、スイス戦後の涙のインタビューで気づきました。ムードメイカーとしての務めを果たさなきゃと精一杯声を張り上げていたのかもと想像するだけで胸がぎゅっと締め付けられます。しかし、やっぱり笑っているちなちゃんは強いんです。最強です! ロコ・ソラーレの強さの源である笑顔をまた今後も振りまいてくださいね☆
 
藤澤 五月選手・・・・・・このオリンピックで勝負師藤澤五月を見せてもらった気がします。ギャンブラーという意味ではなく、ギリギリの死線をかいくぐるようなヒリヒリした接戦を制する精神力と勝負強さ。昔の「自分が決めなきゃ」といった悲壮感などみじんも感じさせず、もし先行されてもぴったりと後をついていく姿は本当に迫力があり、こんな老獪でしたたかなゲーム運びができるんだと驚きました。将棋でいうところの「相手に詰まされるなら仕方ない。でも、間違ったら許しませんよ」といった一投を悉く決め、相手にプレッシャーを与えたことで勝利を呼び込んできた気がします。戦術の幅が広がり一皮むけたように見える(えらそうでごめんなさい><)Team Fujisawaがどこまで行けるのか見てみたいです。
 
そして。
本橋 麻里選手・・・・・・本当にすごいです。まりりんがあの時スタートさせなければ、一人で立ち上がらなければこの日本女子銅メダルと言う偉業は成し遂げられなかったに違いありません。小さな小さな苗に愛情を注ぎ、時間を費やし、大きな大木にまで成長させたその手腕と志は他のマイナースポーツを行っている選手関係者たちにも大きな勇気とモチベーションを与えたんじゃないでしょうか。多くのカーラーの今やゴッドマザーとしての立ち位置も獲得しているように見える本橋選手。今後の日本カーリングの発展には、あなたの力なくしては実現できないと改めて感じました。まりりん、本当にありがとう! これからもロコと日本カーリング界を引っ張っていってください!
 
 
個人個人のすばらしさ、そしてロコ・ソラーレチーム全体のチームワークで勝ち取ったメダルですね。本当におめでとうございます!
 
 
(つぶやき)コンチネンタルカップの解説。こういう解説、オリンピックでも欲しかったですよねー。

ファンと言ってもまだまだ観戦歴2年のにわかファンなので、ストーンの動きはほぼ理解できていません。どういう角度で当たればこう動くといったような基本が分かるようになるとさらに面白くなるんだろうなぁ・・・・・・。
 
 
 
(終わり)